JAVA版マイクラで影MODを入れてみたい方に向けて
- 影MODは、グラフィックボード(以下、グラボ)が搭載されていないパソコンでもプレイできること
- プレイ条件やパソコンスペックが分かる
JAVA版マイクラの醍醐味であるMOD。
MODとは拡張データのことですが、その中でも人気のある影MODは、パソコンのスペックの高さが求められるMODです。
映像処理に負荷がかかるためグラボの搭載が必要になると言われており、そうなるとパソコンの値段は高くなります。
しかし、実はグラボなしでも、ある程度影MODを楽しむことができます。
ある程度というのは、快適ではないが遊べるレベル、ということです。
グラボなしのパソコンであれば、10万円以下に抑えることも可能です。
「影MODをプレイしたいけど、パソコンにお金はかけたくない」のであれば、是非この記事を読んでみて下さい。
もしも、もう少し予算をかけて安心して影MODを遊びたいのであれば、下記の記事も参考にして下さい。
グラボなしでプレイできたパソコンの紹介
下記のグラボなしノートパソコンを購入し、影MODを入れてプレイしてみました。
Intelの「Core i5 1235U」というノートパソコン専用のCPUが搭載されていますが、そのCPUに内蔵されたGPUは「iRISxeGRAPHICS」といいます。
これまでの内蔵GPUと比較して性能が高く、「影MODもプレイできるかも?」と思い、試してみました。
正直、ゲームをプレイすることが目的で購入したわけではないので、画面サイズは14インチと小さめです。
でも、持ち運びやすい重量・サイズなので家の中でも場所を選ばずにマイクラをプレイできるし、実際にマイクラをプレイしてみると14インチという画面サイズは、特に気にならなかったです。
製品名 | DELL Inspiron14 5420 |
CPU | Intel Core i5 1235U |
GPU | iRISxeGRAPHICS(内蔵GPU) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
画面サイズ | 14インチ 非光沢 |
OS | Windows11 Home |
価格 | 89,980(税込) |
プレイした設定など
影MODをグラボなしでプレイした条件は、下記の通りです。
ビデオ設定については、グラフィックスを描画優先から処理優先に変更し、処理負荷を低くするように設定しました。
描画距離と演算距離は、デフォルトの設定のままにしてみました。
- JAVAマイクラのバージョン
- 1.19.2
- ビデオ設定
- グラフィックス:処理優先(変更した)
- 描画距離:8チャンク(そのまま)
- 演算距離:8チャンク(そのまま)
グラボなしでプレイした影MODの紹介
実際に使用した5種類の影MODについて、FPSとプレイした感想を一覧にしました。
影MOD | FPS | プレイした感想 |
---|---|---|
DrDestens+MinecraftShaders+v1.5.7 | 30~42 | プレイできるが、水面の表示がおかしい |
BSL_v8.2.01 | 20~29 | プレイできる |
Complementary Shaders_v4.6 | 13~23 | プレイできるが画像処理速度の遅さを感じる |
KUDA-Shaders v6.1 | 11~19 | プレイできるが画像処理速度の遅さを感じる |
SEUS PTGI HRR 3 | ー | 画面が真っ暗でプレイできない |
FPSとはフレームレートとも言い、1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを表す単位です。
マイクラの場合、FPSは初期設定で上限が50となっているので、50あれば十分と言えます。
新規にワールドを作成し実際にプレイした結果、予想はしていましたが、FPSは50を大幅に下回る影MODばかりでした。
BSLは特に問題なくプレイできました。
ComplementaryとKUDAは、画像処理速度の遅さが少し感じられ、プレイには少し抵抗があります。
DrDestensについては、FPSが高かったのですが、水面の表示がおかしくなり見た目が変なため、プレイには抵抗があります。
また、映像美に定評のあるSEUSについては、画面が真っ暗になりプレイできませんでした。
結論としては、BSLがおすすめできる影MODです。
それぞれの影MODについて、画像だけですがご覧ください。
DrDestens+MinecraftShaders+v1.5.7
FPSが30~42と一番高くプレイには問題ないのですが、水面が変になってしまって視覚的に抵抗があります。
BSL_v8.2.01
特に問題なくプレイできました。
FPSは20~29とそこそこ出てるので、画像処理速度の遅さは特に感じませんでした。
全体気に暗めの青みがかった色合いが印象的です。
Complementary Shaders_v4.6p
若干、画像処理速度の遅さを感じましたが、プレイできなくはないです。
雲がリアルで右上の山が見えなくなってしまいます。
KUDA-Shaders v6.1
画像処理速度の遅さが若干感じられますが、プレイできなくはないです。
全体的に明るさが際立つ素敵な影MODです。
SEUS PTGI HRR 3
真っ暗でどうしようもありませんでした。
グラボなしでは、プレイできませんでした。
まとめ
グラボなしのパソコンで影MODをプレイしてみた感想は次のとおりです。
- グラボなしでも、ある程度快適に影MODをプレイすることができた
- 内蔵GPU「iRISxeGRAPHICS」は、これまでの内蔵GPUと比較して性能が高い
- 5種類の影MODのうち、全ての影MODでプレイできなかった
- ある程度快適にプレイできた影MODは「BSL_v8.2.01」である
影MODを本格的にプレイしたい方にはおすすめしませんが、「試しにプレイしてみたい」、という程度であれば十分にプレイ可能です。
それでは、楽しいマイクラライフを!
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